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みかえる白書77

 みかえるがお世話になっているのは、「街で一番良い花が、何時も沢山揃っている」と評判のお花屋さん。

 其のお花屋さんにとって、一年で一番忙しい一日は、何と言っても「母の日」なんだそうだ。

 時は平成十九年五月。
 早いヒトは一ヶ月以上前から花キューピットの予約しに来てたから、ある程度予想はしていたのだが……。

 お店の中は寄せ鉢やアレンジメントやミニブーケで溢れ、色とりどりのカーネーションが「此れでもか!」という程並び、すれ違うのも大変な有様だ。
 なのに、まだ寄せ鉢やアレンジメントを作り続けているのだ。
 ……此れがスッカラカンになるっていうのだから、恐ろしい。

 処が!母の日前日、大きな葬儀が入ってしまった。
 ……やはり、予定は未定。
 イレギュラーはツキモノだ。

 母の日の準備で、其れでなくても人手が足りないのに、次から次に追加が入る。

 値段はまちまち、企業名は複雑、追加追加で集計が追い付かない。
 中には花材指定のモノもあり、正にてんてこ舞いだ。

 みかえるの仕事は看板作り。
 四十数基の会社名や個人名をパソコンに打ち込み、印刷して看板に張り付ける作業だ。
 母の日の準備と籠花作りで場所がない、四十数枚の看板と格闘するには場所が要る。
 漸く見つけたのは直射日光がサンサンと降り注ぐ裏の倉庫の入口。
 此処なら皆さんの邪魔にならないと、黙々と作業していた。

 ……自慢じゃないが、バカですよ。
 其れが直射日光浴びたんだから、ご想像通りバカが増幅するわけです。

 ついでに日光アレルギーで、手の甲には鱗のように細かいブツブツが……!

 仕方なく、途中から多少土が付いたタオルで姉さん被りして凌いだが、此れがめちゃ似合っていたらしく、何故か「可愛い」と言われたりして……。
 そんなこんなで時が過ぎ、やっと四時過ぎに昼飯を食べたら、今度は花キューピットの山・山・山……★

 再びパソコンの前に座り、夜十時半過ぎ位まで頑張って漸く発注が済んだ。
 つまり、相手先のお花屋さん方も頑張ってたわけで……。

 十日間連続出勤の上、連日の早出・残業。

 老体にムチ打ってやっと当日を迎えたら、此れがね~っ!
 どっ、エライ忙しさなのさ!
 みかえるに出来るのは鉢やアレンジのラッピング、宅配や花キューピットの受け付け、梱包の手伝いや花キューピットの発注、カード作り位。

 殆ど役立たずで、まるで足手まといさ!

 肩身狭かったねぇ~、肩幅は立派なのに。
 なんて役立たずなんだろぉ~って、情けなくなった。

 何だかわけが分からないうちに時間が飛ぶように過ぎ、気がついたら閉店時間二時間以上もオーバーしていた。

 お店の中はスッカラカン☆
 本当にスッカラカン☆になってしまった!

 全国のお花屋さん、ご苦労様でした。

 毎年の皆さんの頑張り、ちょっとだけ体験させて頂きました。

 みかえるは、もぉガタガタです。
 かったるいのと、花粉アレルギーで瞼が痒いのと、日光アレルギーで手や首が痒いのと。

 何より辛かったのが、「書けなかった」事。
 書けなくて、ノイローゼになりそうだった。

 ……決めた。

 「書く」という、此の、みかえるにとっては息をするように当たり前の作業が出来ない苛立ちを味わった事は、必ず『安津彌』に役立てる。

 明日(もう今日か)は十一日振りの休みだ。

 ノイローゼにならないように、ちょっとでも書かせてやらないとな。

Cosmos-Michael

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最後の砦

【中3自殺。遺書に実名と「復讐」】

 此のニュースを知って、想う事。


 【最後の砦】


 Mは集団虐めに遭っていた。

 だが、陰口を叩かれ、無視されても、健気に毎日を生きていた。

 或る日、新しい友人がやって来た。

 何の偏見もない此の新しい友人は、すぐMに打ち解け、親しく話し掛けてくれた。

「もしかしたら……」

 Mは思った。

「もしかしたら……。此れをきっかけに、独りぽっちじゃなくなるかもしれない」
「もしかしたら、いじめも止むかもしれない」

 小さな期待だった。

 しかし、其れはすぐに打ち破られた。

 新しい友人は、Mの知らぬ処で、集団いじめのメンバーから色んな事を吹き込まれ、気づけば其の一員に加わっていた。

「今度こそ……」

 Mは思った。

「今度こそ……。独りぽっちじゃなくなると思ったのに」
「今度こそ、いじめが止むかもしれないと思ったのに……」

 こんな毎日が、明日も、明後日も、明々後日も、ずっとずっ~と続くのかと思うと、Mは耐えられなかった。

 此の人生に課せられた学びにも、疑問を感じずにはいられなかった。

「……死のう」

 昨日まで……、いや、新しい友人が現れるまでは、未だ何とかやっていけると思っていた。

 其れが「誰であるか」は関係ない。

 ただ、其の新しくいじめ側加わったひとりが、Mに限界を知らしめた。

 最後の砦は崩れ落ちた。

 Mが出来たせめてもの抵抗は、其の理由を書き記す事だけだった。

 書き記すと、Mはフッ…と笑った。

 本当は生きたいのに。

 生きてると、苦しさから逃れられない。

 涙がポロポロと頬を伝う。

 本当は生きたいけど、此れ以外の方法で反撃出来ないから……。

 Mは自ら命を絶った。

 Mの書き記した遺書には、
「○○と△△と□□と××、貴方達が、私に生き続ける事を止めさせました」
「其の責任を、此れから負って頂きます」
 と、綴られていた。


 by.Michael


 他人事じゃない、と思ったので、物語にしてみました。

「死んでいくクセに実名を挙げるなんて卑怯だ」
 ……と、いう意見もありましたが、本当に感じ方はヒト其々です。

 最近は「虐められない為に『誰か』を虐める」輩も多いのです。
 そうゆう輩は、虐めながらも「被害者の意識」でいるのです。
 死人が出て「初めて事の重大さに気付く」のではなく、「自分じゃなくて良かった」と胸を撫でおろすのです。

 矜持は何処にあるのでしょう?

 虐めに遭うと、世界がどんどん狭まる感じが否めません。
 やり直したい気持ちがあっても、やり直せる気力が萎えるのです。

 其れでも生きたい。

 虐めを受けていたみかえるは、「自らの人生を生き切る事」に集中するようにしました。
 すると、少しずつ、煩わしい事に気を向けなくなりました。

「今生の自分をやり切る事」は、想像以上に忙しく、魅力的です。

 一番腹立たしかったのは、教育委員会が虐めの実態を認めず、「因果関係はない」とした事。

 大人は、自分が子供だった頃「学校が世界の全て」だった事を忘れてます。
 其の頃「立ち向かう事」か「諦める事」を覚えると、社会の波の乗り方と溺れ方を覚えるのかもしれません。
 其の「今」に立ち止まってしまうと、子供は「終わらせる事」しかないと思ってしまうのです。
 勿論、自殺はいけません!
 絶対、自殺はいけません!

 しかし……。

 監視し管理する立場にある大人が「虐めはなかった」と言い切る。

「てめぇの力不足を省みもしねぇで、何を偉そうに!」

 ……と、みかえるは思ってしまうのです。

 虐めはなくなりません。
 矜持が何かも分からぬ大人は、子供を躾られませんから。
 愛を受けずに育った子供は愛を知らず、自分を愛せず、故にヒトも愛せません。

 確かに虐めは犯罪ですが、他の犯罪が無くならないのですから、虐めも同じです。

 先ず、大人達が子供に何を伝えられるか、が、明日の虐めを減らすきっかけになるのではないでしょうか。

 其れと。

 此の世には、如何なる理由であれ「失われて良い生命」はないのですから、自殺した女子生徒も非難されて然るべきと思います。

 しかも「復讐」を意図した自殺ですから、尚の事複雑な感じです。

 みかえるは、自身が虐めの受け手でしたから、もし親になったら学校には行かせない心算でした。
 やられてる間、「やられてるんだ……」と思っていると、虐める輩はは増長していきました。

 彼等に合わせる必要はない。

 彼等のシナリオ通りの役を演じる必要など、況してや義務等何もない。

 自分の人生を、ただただしっかり生きる事です。
 其の見本を、気づいた大人が実践して見せるべきだと考えます。

 虐めをする輩は、不幸なんです。
 だから、放っておける勇気も必要です。

Cosmos-Michael

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みかえる白書76

 今日(平成十九年五月八日)。
 出版社から連絡が入った。

「お待ちかねの『唯眞仁』の初校ゲラの進捗状況ですが……」

 待ちに待った連絡だ。

 すでに組み版が終了し、現在、事前校正に取り掛かっているとの事だった。

「精一杯仕上げられた力作で、作者の思いがひしひしと伝わってきます。前作を上回る約420ページの大作です」

 流石担当さん、嬉しい事を言ってくれる。

「では、ゲラのお届けまで、いま暫くお待ち下さい」

 もう痺れるくらい待ってるんだけどね。
 待ちますよ、はい。
 母は、待ちます。

 約五ヶ月半。
 『唯眞仁』を委ねてから、短くて長い時間が過ぎた。
 間もなくに初校ゲラが届き、改めて通しで『唯眞仁』と向き合う事になる。

 其の前に。

 「母の日」を乗り切らないと。

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みかえる白書75

 作家として世に作品を発表して一年。私を「先生」なんぞと呼ぶヒトも現れ、困惑している。

 広辞苑によると「先生」には五つの意味があるらしい。

 一、先に生まれたヒト。

 二、学徳の優れたヒト。自分が師事するヒト。また、其のヒトに対する敬称。

 三、学校の教師。

 四、医師・弁護士など、指導的立場にあるヒトに対する敬称。

 ……此処まではいいのよ、此処までは。

 五、他人を、親しみまたは「からかって」呼ぶ称。

 ……だって、さ★

 一~五の何処にも「作家」が「先生」とは書いてない。

 親しい方が「叱咤」や「激励」で呼ぶのとは違い、明らかに五の「からかって」で呼ばれていると感じると、つい問うてしまう。

「広辞苑の一~五、どの意味ですか?」

 当然、相手は固まってしまう。

 実は、辞書と聖書は子供の頃からの愛読書だ。
 何も読むモノがなかったり、手持ち無沙汰の時は、辞書をめくっては「へえぇ~~☆」を繰り返し、聖書を読んではダメだしを繰り返した。

 辞書は国語だけで四冊、聖書は途中で解釈が変わったので、三十年前に買ったのと七年前に買ったのと二冊持ってる。辞書は新しいもの程面白いが、聖書は三十年前から読んでいる方のが、文体が美しくて面白い。難点は、読んでもあまり身になってない事だろうか。

 私には二~四までの意味で「先生」と呼ばれる資格はなく、五で呼ばれるのも心地良くない。
 だから、今後は親しい方達が「叱咤」や「激励」で呼んで下さる時以外は、速攻お断り申し上げようと思う。

 私自身、「先生」と呼べるのは在学中にお世話になった恩師くらいだ。

 尊敬申し上げる方が居ても、「先生」と呼んでいるヒトは居ないから。

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みかえる白書74

 去年の今頃(平成十八年五月頃)。

 今では想像もつかないが、精神的にひどく逼迫した状態だった。

 漸く店頭に並んだ『彼諭流』が怖くて直視出来ず、裁判所からの通知で調停をおこされたと知ってパニック発作を起こし、右手が思うように使えず、右目の画像も揺れ、音を立てるのも怖くなる程怯えて暮らしていた。

 ……まるで、夢のような話しだ。

 あれから一年。

 今月後半(平成十九年五月)には『唯眞仁』の初校が予定され、『安津彌』も順調に書き進み、体調も随分戻って来た。

 一番楽チンになったのは精神面だろう。
 パニック発作が出なくなって、外出も怖くなくなった。

 不思議だ。

 「あの時」から落ち込んでない。

 落ち込みが分からなくなった。

 同時にハイにもならなくなった。

 端から観たら、ただぽや~っとしているだけだろう。

 「あの時」。

 あの、天川の御手洗狭の大岩での寝瞑想の時。

 あの時から、身体とケンカするのをやめたあの時から、人生は大変だけど、受け止めるのは楽チンになった。

 吠える程泣く事もなく、震える程怒る事もなく、体調が思わしくなくても愉しい、上手く事が運ばなくても愉しい。
 何を、どんなに、どうあがいても、あと半世紀ちょいしか此処には居ない。

 悩みがあるとすれば、喰って寝て出すのに手間が掛かってしまうので、ノイローゼになりそうな位書く時間が取れない事だ。

 大変贅沢な悩みだと思っているけど。

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みかえる白書73

 五月(平成十九年)に入った途端、未だ二週間近くあるのに「母の日」用に花を求めるヒトが増えた。

 どうも、連休中に渡そうという事らしい。

 地方へのお届け依頼も増えた。此方は当日から前三日ばかりを余裕に頂いている。

 一年で、最もカーネーションの価格が高騰する時期なのだそうだ。

 母の日も近いので母系の話題になるが、先日美容院に行った時観た雑誌に、美輪明宏さんが「娘・妻・母」という内容で書かれた物を拝読した。

 「娘」は何の責任を負う事もなく好き勝手な事もしてしまう。庇護されている「お嬢さん期」。

 「妻」は家賃、食費、光熱費、ご主人のお小遣から不意の出費に備えての貯金等、経済的なやり繰りが出来なければ務まらない。

 「母」に必要なのは覚悟だ。思うようにならない相手を「自分の所有物ではない」と肝に命じて育み、助けを求められた時にだけ必要なアドバイスが出来るようになっていなければならない。

 何れについても、納得出来る心地よくて手厳しいアドバイスが書かれていた。特に「母」については「覚悟のない方がなるものではありません」とキッパリ言っておられた。

 ……覚悟はあるんだけどなぁ。体調と相手さえ居れば。

 しかし出来ないっていうのは、因縁なのだろうか?

 お腹が段々膨らんで来て、中で動いたりして、時々蹴ったりして存在感をアピールされて……。想像しただけでも素晴らしい!

 どんなに医者に「無理!」と言われても、どうしたって諦め切れない。

 でも去年の今頃から少し変わって来た。
「産めないんなら、生涯掛けて『リアル親子ごっこ』する相手に出逢うってテもある」

 ……成程☆一理ある。

 実の親子じゃないから問題点もいっぱい出て来るだろうけど、実の親子じゃないから出来る事もあると思う。

 ぎりぎりまで、諦めないけどね。

 此の分野の医療技術や治療方法の開発に期待をかけます。

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みかえる白書72

 イギリスの世界史に名を残したスーパーバンドの、私が唯一所持しているアルバムに、
「僕が六十四歳になっても」
 という曲がある。

 曰く、
「歳を取って髪も薄くなり、永い年月が経ったあとも、バレンタインを祝ったり、バースデーにワインを贈ってくれるかい?」
「君も歳を取るんだよ。もし『うん』と言ってくれたら、僕はずっと傍に居るよ」
「僕を必要としてくれるかい?僕に食べさせてくれるかい?僕が六十四歳になっても」
 と、いうような歌だ。

 ……因みに。
 此の曲は、私が生まれて始めてリクエスト葉書を書き、ラジオで流された曲でもある。
 二十三歳の時だった。

 其の頃にも思ったのだが、年齢は否応なく外見を変える。
 其れに嫌悪感を覚え、アンチ・エイジングに走るのも仕方なかろう。

 ……でも、どうなのかな?

 歳を取ると、気持ちや思いも変わって……、というか、変化し、違うものになってしまうんだろうか?

 よく、連れ合いの事を「空気のような存在」と例える方が居るが、若くて血気盛んな頃は、
「空気って、何よ!居ても観えない、存在感0って事?失礼じゃない!」
 などと思ったりした。

 勿論、現在の解釈は違う。
「お互いが観えない処に居ても、なくてはならない存在」
 だというようなものかな、と。

 ラブラブ期は相手のばっちい部分も観えなくしたり、気づかなくしたり出来る不思議な能力が備わるが、倦怠期になると相手のばっちい部分しか観えなかったり気づけない、不思議な能力が備わるらしい。

 其れを乗り越え年月を重ねると、観えなくても存在感バッチリで必要不可欠な「空気のような存在」という殿堂に至れるらしい。

 其の道から逸れると、何もかもを相手の所為にして熟年離婚したり、其れをふせごうと濡れた落ち葉のように纏わり付いたり……。

 パートナー・シップって、やはり難しそうだ。
 踏み入るのも勇気が要るし、継続するにも忍耐が要る。
 ただ、とても貴重で有意義な学びになるだろうな。

 「添い遂げる」って、美しい言葉だけど、其れはまるで「蓮の花のような美しさ」だな、と思った。

Cosmos-Michael

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みかえる白書71

 どうしてお腹は減るんだろう♪

 一日寝てても減るんだろう♪

 朝から晩まで書いてても減るもんな~ぁ♪

 ミケちゃん♪

 ミケちゃん♪

 冷蔵庫と炊飯器が呼んでるぞ♪♪♪



 もし霞喰っても生きていけるなら、もし眠らなくても狂わないなら一日中書いていたい。

 何故もっと若くて、幾らでもやり直せる頃に始めなかったのだろう?

 少なくとも十年前、既に『彼諭流』は三部作としてキチンと頭にあったのに。人生の折り返し地点で先細りの状況の中、今じゃないと書けないのに時間が足りない。

 休日の次の日は、何時もこんな気分だ。書いている時の愉しさと苦しさが恋しくて。

 あとどれくらい生きられるのかなぁ……?

 最近、よく「生まれ変わる」事を考える。

 過去世を振り返り漸く理解し始めたと思ったら、もう来世のオーダーを取りに来た、みたいな感じだ。

 出来れば、もうヒトは御免だ。

 生まれて来るのは苦し過ぎる。

 多分、前回も前々回もそう思ったから、転生期間が長いのだろう。

 輪廻から外れるには、未だ単位が足りないらしい。

 だから来世のオーダーを取り来たんだろう。

 前回のオーダーに極めて近い場所に、今回は生まれて来てる。

 でも、来世はご遠慮申し上げたいんだけど、ダメなのかな?

 ……嫌だな、生まれ変わるの。

 取り敢えず、此の地点からやり直すのは目茶苦茶辛いから、もう少し学びが進むまで待って欲しい。

 本当は、今回で終わりにしたかったんだから。

 ……いや。待てよ?

 たしか今回は「昇華」か「消滅」だった筈。

 何方にしても「此れ」は無に帰す約束の筈。

 だから、うんと嫌な事を憶い出しても我慢するからって、惨めな過去世を遡り、バケツの穴塞ぎをしてたんだ。

 此れで終わりにしたいから。

 処が、だよ。

 何の因果か『安津彌』は段々「過去世・現世・来世」みたいな話になってきた!

 キャストの面々も、折角輪廻から外れる学びを修め切れるのに、わざわざ生まれ変わる事を選んだりしやがって!

 ……と。

 葛藤を繰り返しながらキャスト達とじゃれあってます。

 内心は苦虫噛み潰してるのに、書いてる内容は恋するふたりが見詰め合ってるシーンだったりして。

 みかえる、致頭壊れたかも……。

 丁度、
「俺は絵描きだから。多分、何処かが欠けたり狂ったりしてるんだよ」
 って台詞を書いたんだよなぁ……。

Cosmos-Michael

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みかえる白書70

 自分が「弱虫」だと認められるようになったのは、何時だっただろう。

 ずっと「強い」と誤解していたし、そう思われるよう振る舞った。
 お陰で可成損して生きてきた。

 だって此の世は恐ろしい。

 人間達は怖過ぎる。

 虚勢を張って見せないと、足場の確保も難しい。

 仮令足場を得られても、うっかり気を緩めたら誰に足元を掬われるか分からない。

 しっかり踏ん張り気を緩めずに、周囲に目を光らせて、足場を守る事に専念していた。

 兎に角、疲れた。

 強く振る舞っていた頃は、
「此の世はなんて生き難く、寂しい争いに充ちているんだろう」
 と思っていた。

 多分状況は変わらないのだ、今も。

 単に感じ方が変わっただけなのだ。

 今、私は自分が「ヘタレの意気地無し」なのを識っている。

 識った途端、足場への執着が薄れた。

 成長段階での刷り込みが時々動悸と共に襲うけど、「強さ」や「普通」にこだわるより、心穏やかに暮らしていられる。

 競争原理に異存はない。

 切磋琢磨してやるぶんには、修める学びの足しになる。

 ただ、デキレースは意味がない。

 特定の誰かを喜ばしてどうするんだ?

 みんな等しく学びに来ているのに。

 あるヒトが、みかえるの「学ばなければっ!」という姿勢は如何なものかと問うて来た。

 そんなにガッつかなくても、其の機会が来たら学べばよかろうと。

 思うに、此方には学びに来てるので、毎日の呼吸さえ学びだから、ガッつく必要は感じない。

 「学ぶ」という言葉にアレルギーを感じるなら、「居る」でも「在る」でもよい。

 ……同じ事だ。

 強さを気取っていた頃は、こんな事さえ言えなかった。

 ヘタレの意気地無しはやられるのに慣れているから、遠吠え出来る負け犬でいられる。

 強いと思うと負けられないから闘わない。

 陰でグチグチ争うだけだ。

 ヘタレの意気地無しは闘う。

 自身の正義と主張の為に。

 世の中に還すモノの為に。

 差別や偏見を取っ払う為に。

 負けたって失う足場はないから気楽なモノだ。

 危うい足場の上に立った強さなんて、咲く場所を選ばない雑草にも至らない。

「ヘタレの意気地無し」

 此れが、案外快適だったりする。

Cosmos-Michael

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みかえる白書69

 以前、母との事を克服したくて「赦しの瞑想」なるものを続けていた。

 過去の傷をひとつひとつ見詰め、「単なる行為・経験の一部」として其れを齎した相手に感謝して赦す、という瞑想だ。

 残念ながら、哀しいくらい効果は表れなかった。

 其れでも、時折涙を流しながら「受け入れよう」「受け入れよう!」と、人生の半分以上を費やして臨んできた。

 ほんの一年前の事だ。

「そんな事おっしゃってもねぇ、○○さん。赤ん坊はほっといたら死んじゃいますでしょ?という事は、誰かが貴方にミルクを飲ませ、おしめを換えてくれたから、こんなに立派になられたんじゃないですか?」

 ご存知『オーラの泉』で江原さんがゲストに語っていた時、青白い顔にクマをこさえた母を見上げている自分が居た。

 母はだるそうなのに、瞳が合うと、頬を緩めて微笑んだ。

 きっと私が赤ん坊の時に、そんな事があったのだろう。

 事実じゃなかったとしても、こうして映像化出来るのは、注がれた愛の記憶があるからなのだろう。

 其れ以来、「赦しの瞑想」が捗るようになった。

 叱られた際の、自分の悪戯や失敗の記憶もありありとしてきた。

 此れが天乃家のコミュニケーション。

 此の方法が母と私の愛情交換。

 父も兄も他の誰にも分からないけど、私たちだけには分かって、私たちだけしか出来ない方法。

 あの母が在って、みかえるが居るわけだよ。

 ちょっとでも違ったら、こうはならなかったのだから。

 ……だから。

 橋元あづみ、芳村良太、アーユルはじめ彼方の面々、……其れに、天宮諭流。

 あんた達も一緒に、此の宿命に感謝しなさい☆

Cosmos-Michael

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みかえる白書68

 再婚した祖母の連れ子だった母は、全く血の繋がらない兄と、半分血の繋がった弟妹に囲まれた長女だった。

 だいぶ昔の事だ。

 連れ子の長女は我慢せねばならない事も多く、学校へ通うより弟妹の世話を優先させられていたのだそうだ。

 おまけに、生来の虚弱体質で、年の半分を布団の中で過ごしていたらしい。
 体調が悪くて横になっていても、家事や育児はなかなか休めなかったそうだ。

 ……同じような経験が私にもある。

 気管支炎で三十九度の熱で寝込んでいた時、
「家にいるなら家事をやって」
 と、洗濯、布団干し、三食の支度をさせられ、兄嫁が激怒していたな……。

 私はふたり兄妹の下で、長女だ。
 なのによく「長女なんだから我慢しなさい」と言われていた。

 末っ子の私が「長女だから」という理由で我慢しなければならない理由がよく分からず、母は私が嫌で嫌いで疎ましいのだと思った。

 だから、思うようにならないようにならないように、歩く道には必ずといってよい程行き止まりが用意されていたのだ、と。

 高校卒業の時がピークだった。

 アルバイトをしながら何とか三年間を乗り切ったが、最後の行き止まりは「進学費用を用意してない」だった。

 小さい頃から「教師か幼稚園の教諭か保母になりなさい」と言われて来たので、当然進学するつもりでいた。

 何処にも受からない程ヒドイ成績じゃなかったし、向いてないとも思わなかったから。

 卒業式間近で進路が真っ白になるなんてまるで予想してなかったので、本当に途方に暮れた。

 私には、何故母がこんな仕打ちをするのか分からなかった。

 母は何より体裁を気にするヒトだから、嫌で嫌いで疎ましくたって、進路が真っ白じゃ自分だって肩身が狭い筈。

 なのに、何故……?

 幸い、進路担当の先生が、某有名メーカーに内申書だけで合格を勝ち取ってくれ、寮に入って母からも離れられるので、安心して卒業式を迎えられた。

 兄嫁は三人の娘を産んでいる。

 問題を起こそうが、喧嘩しようが、刃向かってこようが、どの娘も可愛くて可愛くて仕方ないと言う。
 だから母の私に対する行為が分からない、と。

 姪達も、よく、
「おばあちゃんは、ミケちゃんが可愛くないのかな?」
 と言う。
 姪達から観ても、手酷く思えたのだろうか。

 私が精神世界について積極的に学びだしたのは十九歳の頃からだ。

 様々な症例や克服の体験談、瞑想、心理学の概要……。
 気になったモノは、片っ端から探り捲くった。

 そして、私はやっと母の苦しみに近づけた。

 母は長女である自分の立場が切なく辛く、長女故自由にならない事を歎いていた。

 長女がノビノビ自由でいる事は、母には赦し難い事だったようだ。

 だから、可成変わった子供だった私が、どうやっても皆と同じに歩けないのが、母には自由奔放好き勝手に映っていたらしい。

 でも、どんなに行き止まりを用意しても、思い通りにさせないよう振る舞っても、体調に配慮しなくても、「死んでこい」と罵しっても、母は私が可愛くて、自慢で大事な娘なのだ。

 切なく傷い憶い出が積み重なって押し寄せても、詰られた言葉の数々が頭の中で繰り返されても、哀しいかな、母は其の殆どを覚えていない。

 母にとって私は、たったひとりの愛しい娘なのだ。

 母は虚弱な身体で、医者の反対を押し切って私を産んでくれた。

 其の後半年近く寝たり起きたりの状態だったそうだが、出ない母乳の代わりに調整乳を作って飲ませ、沐浴させ、着替えさせ、おむつを換えてくれた。

 未だ自分で何ひとつ出来ない私を、心血注いで育ててくれたのだ。

 ……どんなに思い通りの娘じゃなくても、自らが腹を痛めて産んだ娘だ、愛しくないわけない。

 私が負った傷みより、思うように愛を注げずにどれだけ苦しんでいるかと思うと、可哀相で可哀相でならない。

 母は今でも私を観られない。

 母は私が事故に遭い、会社を辞めさせられ、後遺症に苦しんだ事も、Londonに行き、花屋にお世話になり、間もなく二冊目が出版される事も、何も知らない。

 私を観ると心に漣が立つようなので、年に数回しか顔も合わせられない。

 ただ、以前の私に出来ない事が今の私には出来る。

 ……お母さん。大好きだよ。

 なかなか逢えないけど、何時も祈ってるよ。

 どうか、貴女がシアワセである事に気づくように。

 貴女を思って気遣うヒトの想いが届くように。

 私には、手を挙げて此の器を選んだ記憶があるから、貴女の娘に生まれ、此の学びを修められる事に感謝します。

 嫌で嫌いで疎まれているなんて思っていた事、御免なさい。

 私の母でいてくれて、本当に有難う。

Cosmos-Michael

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